矢野さんの庭

縁あって大地の再生 結の杜づくりの矢野 智徳さんと一緒のプロジェクトでお仕事をさせていただいています

今日は矢野さんの作ったお庭を見せてもらいに富士宮に伺いました

 

矢野さんは自然の語り部であり

沢山の方々にメディアやワークショップで大地の再生方法を伝えてきた凄い方

森の妖精のような人

 

 

悔しいことにぼくは矢野さんの言葉を半分ぐらいしか理解できていないかもしれません

でもそんなぼくに矢野さんは何度でも優しく語って教えてくださいます

 

 

矢野さんの作った庭は素朴な顔をしてすごく繊細

自然のサイクルがこの小さな庭に詰め込まれていて自浄作用で美しく保たれます

植栽が隣の公園の木々と呼応して風をつなぎ

ひいては近隣の自然環境をゆっくりと健全に変えてしまいます

そしてなによりたまらなく優しさに溢れています

ぼくには見ることができませんがコログみたいな妖精が30匹は住んでいるんでしょうね

 

矢野さんに向かって自分を飾ることや大きく見せることは意味を持ちません

寧ろ小綺麗な格好をして来てしまった自分が恥ずかしくさえ思えてきます

 

 

 

 

最後に一緒に進めている住宅のプランを相談しました

そして今回も模型が無駄になりました

でもいいんです

何度でも作ればいいんです

僕が設計に携わった家と矢野さんの庭と水の苑緑地の森が一つになることができたらどんなに素敵でしょう

その日を想像して今夜もお風呂でプランを考えます

2020.10.20

カテゴリー: blog, works

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